【22/23英プレミアリーグ第1節】BIG6明暗分かれる開幕戦part2
ここからはトッテナム、アーセナル、マンチェスターユナイテッドの
試合を振り返っていこう
まずはトッテナムの試合
ピックアップ選手 クルゼフスキ(トッテナム)
コンテ監督2シーズン目となるスパーズ
補強もエヴァートンからリシャルリソン、ブライトンからビスマ
インテルからペリシッチ、バルセロナからラングレ、セインツからフォースター
フォレストからスペンスと6人もの補強に成功
実績経験豊富な6人の補強は今年の本気度を伺える
さて、試合に戻ろう
開幕戦、先に攻勢を仕掛けたのはアウェイのセインツ
12分、ジェネポの折り返しにウォード=プラウズがダイレクトボレー
昨シーズン二桁得点をしたセインツのキャプテンは今年もその高いキック能力が
健在であることを示した
早々の失点にスパーズは慌てることなくしっかりとボールを保持
ホームスタジアムも一体となりそのプレーを後押しする
すると21分、クルゼフスキの左足クロスにファーサイド詰めていたのはセセニョン
若いころから注目されてきた左WBの今シーズン初ゴール
個人としてもチームとしてもこの1点の価値は大きいものであった
さらに31分、ソンフンミンのクロスにCKの残りで上がっていたダイアーが
ヘディングで流し込みスパーズが逆転
前半はスパーズリードで折り返す形となった
後半開始からセインツは選手交代をし前掛かりにシフト
しかしその裏を突き61分、自陣からのロングカウンターで最後はエメルソンの
折り返しをサリスがクリアミス
これがゴールに吸い込まれてしまい3点目
その直後、63分右サイドを崩されると最後はクルゼフスキが鮮やかに沈め勝負あり
スパーズは開幕戦から大爆発
ケイン、ソンフンミンには得点はなかったものの
クルゼフスキが好調なスタートを切った
今年のスパーズは台風の目となれるか注目だ
続いてアーセナルの試合
ピックアップ選手 ジンチェンコ
今年のガナーズは去年までの継続とピンポイント補強に成功
ラカゼットが抜けたFWにはジェズス
左サイドを主戦にアルテタ監督が好むユーティリティ性を持つジンチェンコを
共にマンチェスターシティより獲得
プレシーズンではチェルシー相手に4-0と早速結果を残した
そして迎えた開幕戦
序盤はお互い拮抗した展開の中、20分試合が動く
CKをファーサイドでジンチェンコが折り返し中で待っていたマルティネッリが
押し込み先制
サインプレーのような綺麗な形でガナーズが先手を取る
一方、追う展開となったパレスは後半開始から攻め込むが
中々こじ開けるところまではいけず
85分、サカが右サイド仕掛けてクロスを上げるとマークのクリアミスを誘い
オウンゴールで追加点
試合はそのまま終了し、ヤングガナーズの船出は順調な物となった
マンチェスターユナイテッド1ー2ブライトン
今節最後は新指揮官を迎えたユナイテッドの試合
ピックアップ選手 カイセド
アヤックスより新指揮官テンハフを迎えて新シーズンを戦うユナイテッド
その開幕戦は厳しいものとなった
相手はブライトン、昨年度主力のビスマはスパーズ、ククレジャはチェルシーへ移籍
万全ではないと思われたチームが相手だ
プレシーズンからいい形を見せていたユナイテッドだが
前半開始からブライトンのプレッシャーとカウンターに苦しめられる
中でも際立ったのが中盤のカイセド
この試合を通して中盤を制圧、ブライトンペースの試合の裏には彼の存在が大きかった
30分、ウェルベックがオフサイドギリギリに裏に抜け出しクロス
見事な崩しで先制点を奪取
さらに39分、マーチの放ったシュートに反応したのはまたしてもパスカルグロス
ユナイテッドキラーとして巷で噂の男の2ゴールであっという間に
オールドトラッフォードは静まり返る
53分ようやくロナウドを投入し反撃開始のユナイテッド
すると68分、CKからダロトが競り合い最後はオウンゴールを誘発
1点を返すもブライトンの集中力は最後まで切れずタイムアップ
してやったりのポッター監督、一方対照的にブーイングを浴びるテンハフ監督
まだテンハフユナイテッドは始まったばかりだが、少し不安が残る開幕戦となった
以上、Part1.2に分けてBIG6の試合を振り返ってきた
どのチームも簡単に勝つことができないのがプレミアリーグの魅了である
そんな多彩な色を持つチームがまだまだあるこのリーグの試合を
これからもこのブログで伝えていこうと思う
また、第2節の振り返りで